バンコクから日帰りで行く。戦場にかける橋「カンチャナブリ」

近郊に便利なロットゥー

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タイを出発する前にカンチャナブリへ行こうと思いまして行ってみようと思います。

バンコクからカンチャナブリへは鉄道で行く手段もありますが、鉄道は本数が少ないのと出発駅がアクセス悪いのでパス。一番便利なのが「ロットゥー」という簡易バスなので、それで行こうと思います。

発着場所はヴィクトリーモニュメントからバンコク近郊へ続々と出発しています。バンコク庶民の足でもあるので本数も多いし路線もそりゃいっぱいといった感じです。

どんなバスかというとれっきとしたバス車両ではなく、日本のハイエースのようなミニバンですので、初見だと「大丈夫か?」と思ってしまうが、昨今のロットゥーは正規のバス会社も事業展開しているので安心して乗れます。

 

戦争の歴史の街へ

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カンチャナブリへはおよそ2時間で到着。

バスターミナル周辺は市場がありますが、お目当ての橋はここから更に移動した場所なので、歩くにはちと辛いのでバイクタクシーなどと値段交渉していきましょう。

クワイ川にかかる橋は太平洋戦争時に日本軍によってミャンマーへの開通を目指して造られた橋です。数年かかると計算された鉄道路線を大量の捕虜を動員して短期間で造られたので死者もたくさん出たようです。

そんな橋も戦争末期に破壊され、現在架けられてる橋は戦後にできたものです。

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戦争も末期。橋が飛行機の爆撃で破壊された時、日本軍は橋の上に捕虜を並ばせていました。捕虜がいれば攻撃してこないだろうという日本軍の目算だったそうですが、敵さんは攻撃開始。橋を破壊していきました。ということなのだそうです。多少の犠牲は致し方ないということなのでしょうかね。

当時の橋の一部分は現存しており戦争博物館内で見る事ができます。

現在の路線は橋を越えてしばらく進んだところで寸断されておりミャンマーまでは繋がっていません。(ミャンマーまで開通させる計画もあるとかないとか)

橋周辺は観光街と戦争博物館が建っており観光客であふれています。なんといっても橋の上を歩けて向こうまで行けることですね。鉄道も時折やってきますがスローで走りますし、橋の上にも歩行者が避難するスペースがたくさんあります。カメラに夢中になりすぎて鉄道の汽笛を聞き逃さないように注意しましょう。

橋を越えた先も歩けますが、そこはもはや観光エリアではないので要注意。

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帰りはバスターミナルまで戻って、バンコク行きのロットゥーに乗ります。

朝出発すれば十分に日帰りで堪能できるカンチャナブリ。戦争博物館は当時どんな事が世界中で起こっていたのかを知る上でも貴重な場所だと思いました。

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鈴木勝彦

“World Journey”

Memory of my trip.

Twitter : @ieneko_yamaneko

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YouTube : https://www.youtube.com/user/kanesige01

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